2012-08-01から1ヶ月間の記事一覧

デモ 荻上チキさんが選ぶ本

■ネットと出会い機能を拡張 政府や社会に対して何かを訴えたい市民運動にとってデモは、今なお重要な表現手段であり続けている。脱原発を訴えるデモに主催者発表で10万人以上が参加し、「脱貧困」「生活保護たたき反対」を掲げるデモも頻繁に行われている…

「おバカ」は卒業 大人のステージへ  スザンヌさん

実は読書家で、読んだ本をしばしばブログで紹介しているスザンヌさん。「おバカタレント」としてブレイクしましたが、気づけば今年で25歳に。9月に発表した写真集にはこれまでにない大人の雰囲気があふれています。大人の階段を上っているスザンヌさんに…

心の危機と現代 大野裕さんが選ぶ本

■複雑さ受け止めて対処を こころの健康を守る環境作りを目指す基本法制定に向けて超党派の国会議員連盟の議論が続いている。その重要性は、72万筆の署名が集まり、全人口の7割以上をカバーする300強の自治体議会から採択を求める意見書が出されたこと…

第1次大戦から 山室信一さんが選ぶ本 ■帝国の総力戦が与えた衝撃 第2次世界大戦の終結から67年、そして2年後に第1次大戦の開戦百周年を迎えようとしている夏。「未完の戦争」として第2次大戦につながり、ロシア革命を生んだ第1次大戦への関心が国内…

遠藤雅伸のゲームデザイン講義実況中継 遠藤雅伸さん

■絶対的に重要なユーザー目線 1980年代の“ゲーセン小僧”を熱狂させた「ゼビウス」「ドルアーガの塔」の作者。今も現役のゲーム作家だが、東大大学院などで「ゲームかくあるべし」を説いてきた「斯界(しかい)のプロフェッサー」でもある。 「昨年からは…

徳行 - 阿羅新宗 -

お互いの道徳意識が高まれば、人間関係や日常の活動がスムーズになります。仕事の能率も上がり、より多くのものが生み出されて、物心ともに豊かな共同生活がもたらされます。そしてそこからは、我が国が他国の人々、ひいては人類の幸せのために奉仕、貢献で…

グローバルスポーツ軍拡競争(Global Sporting Arms Race)

ロンドン・オリンピックでは、各国がメダル獲得のためにしのぎを削り、多額の国家予算をエリートスポーツにつぎ込んでいる現象は,超大国間の軍備拡張競争になぞらえ「グローバルスポーツ軍拡競争(Global Sporting Arms Race)」と呼ばれている。 世界15…

時空を超えて言葉のアクセントを追跡する

古代語の音の世界に憧れて 中学のときに国語を教わった先生が万葉集の研究者だったことが、国語学の道へ進むきっかけとなりました。奈良時代に万葉仮名で書かれた文献のなかに、古い時代の日本語の世界が広がっていること、またそれらの文字を一つひとつ丹念…

核廃絶と脱原発―破滅リスクのない世界へ

広島はきょう、長崎は9日に、被爆から67年を迎える。 核時代に入った第2次大戦の後、世界戦争は起きていない。それは核抑止の戦略が有効だったから、との意見が根強い。 だが実は、世界は何度も、核戦争へ転がり落ちそうになったことがある。 そのひとつ…

時代と相手に合わせて生きる

この世の中でうまく生きていくためには、今という時代を読み、相手をよく見て行動することが大事だ。 たとえば、政治的に安定した時代であれば、自らの志や信念を貫いた生き方をすればよいし、風紀や秩序が乱れた時代であれば、四角四面に行動するのではなく…

策略を知っていても使わない

権勢や利益、豪華な生活やきらびやかな装飾類に関心がない人は、たしかに清潔である。しかし、こうしたものに関心を持ちながらも、それにどっぷり浸からない生き方ができる人こそ、実はもっとも清潔な人だと言える。 また、人を陥れたりする策略や駆け引きの…

日本の正念場 – 柳原鉄太郎 -

今、日本の政治は混迷の様相を呈し、危機感的状況にある。 いくら正しい経営をしても、どんなにまじめに働いても、政治が過てば、みな水泡に帰してしまうことを考えると、我々はまさに瀬戸際に立たされているといえる。 こうした姿を招いたのはもちろん政治…

「主人公の気持ちと自分の気持ちがリンクする」 長澤まさみさん

公開中のスタジオジブリ映画「コクリコ坂から」で主人公の声優を務めた長澤まさみさん。小説・マンガが原作の映画やドラマに多く出演されている長澤さんに、過去に出演した作品や読書についてお聞きしました。 勢いでやってしまった「セカチュー」 原作を読…

歩き続ける – 柳原鉄太郎 -

長い人生のうちには、時に避けがたい災難に突然見舞われることがある。 ”何も悪いことをしていないのに、どうして…”とか”なぜ自分だけがこんな目に…”等と世を恨み、悲嘆にくれることもあろう。 いつ、誰に、どんな運命が訪れるか、それは誰にもわからない。…