2012-05-01から1ヶ月間の記事一覧
細胞一個が生まれる確立は、1億円の宝くじが連続して百万回当たるようなものだという。それが人間には60兆個もあるのである。 これはまさに奇跡というほかはない。 お互いがこの世に生を享け、生きているのは当たり前のことではなく、文字通り有り難い、…
この世に永遠というものはない。どんな形であれ、身近にいるすべての人とのお別れがいつかは訪れる。そのことは、お互いに解ってはいるけれど、実際は、いつまでも生きていてくれるものだと思い、振る舞っている。そして失って始めて、その存在のありがたさ…
■マネジメントの文脈で語るアート 村上隆。ゼロ年代の日本のアートシーンを牽引(けんいん)し、国際的にも最大級の成功をおさめたアーティスト。彼は「スーパーフラット」なるコンセプトのもと、日本のオタク文化を世界に向けて啓蒙(けいもう)した。彼の…
才能の花開こうとする弟子と、それを見抜いて引き上げる師。上司と部下、母と子。両者の意識の高まりがあった時にこそ出逢ってこそすべてがうまくいきます。この絶妙のタイミングこそ「卒啄の機」といいます。何ごともここがグッドタイミングという瞬間はあるもの。早すぎず、遅…
■何が「正しい」か大学の大人気授業 好きになれない異性が「友だちになってくれないと飛び降りる」と自殺を仄(ほの)めかしてきたらどうする? 先月書評した小説『「悪」と戦う』には実際そういう場面が出てくるのだが、ハーバード大学での講義「Justi…
愛することと生きること 傷ついた恋にも 手を振るようで君がいて 泣きながら生まれた 僕らは知るはずないさ 弱くない自分を 明日を信じろ 聞こえない声が 心で叫ぶ 涙を隠すな その時一番 生きているはず 運命の光は いつ僕たちを照らすのだろう 街角を通り…
本来人には、自分の目の前にある問題を解決する力があります。生きるとはすなわち、問題を解決するということだからです。それができなくなってしまうのは、心がさまざまな雑音に支配されてしまっているからです。欲望や常識がそうですね!虚栄や我儘といっ…
無敵のキミ 【SAKURA】男の想い 春夏秋冬 やる気と嫌気 同じくらい バックに投げ込んで!! Let’s go,We together! COME ON!!! スイッチ入れて ドア開けて 本気モード またダメな自分が言う 「いいよ、いいよ、ツイない時のほうが」 今がまさにその時かな?…
世の中はいい先生である。偉大なところはあるが、最後には正邪をちゃんと弁えている。だから馬鹿にしてはいけない。すじみちの通ったことはやはり通してくれる。世の中はいい先生である。偉大なところはあるが、最後には正邪をちゃんと弁えている。だから馬…
近頃の世の中は、何でも手早くすませることが美徳のように思われています。しかし、本当にそうでしょうか?今できなくても、明日できることはたくさんあります。明日できなくても、一年後ならできることもたくさんあります。自分には能力がないと考える。そ…
タブレット端末の国内メーカーが、学習用端末としての販売拡大でしのぎを削っている。先行した米アップルに依然としてシェアの約8割を占められている中、国が進める学校のIT化政策を追い風に巻き返しを図る狙いだ。16日、東京都内で開幕した見本市「教…
■自主経営で視聴率争い、ネット世論も 変わる中国を語るとき、猛烈に発展・増強する経済、軍事力、外交といったハード面の変化が多い。本書はソフトな部分であるメディアの変貌(へんぼう)とそれに伴う人々の意識や行動の分析から、変わる中国に接近してい…
■過激さの背後にある承認欲求 在日コリアンに差別的なスローガンを浴びせかけ、過激な行動を繰り返す在特会(在日特権を許さない市民の会)。彼らがデモで叫ぶ罵声は、侮蔑の言葉で満ちている。安田はメンバーへの取材を繰り返し、その実像に迫る。 在特会の…
かけがえのない命 大好きな人の瞳の中 とまどう自分を見つけ出したとき 流れの速い川に押し流されるような感じがした 片想いでなくなったとき 喜びと悲しみがやってきた そんな風に喜びと悲しみが同時にきて 俺は流れに逆らって 水面の枝をつかもうとした 指…
■なぜ女性だけ外見を問われるの 著者はスタンフォード大学で法律を講じる女性の教授。いつもセーターにコール天パンツという地味な服装だったが、大学の研究所長に就任した途端にファッションチェックが入り始めた、という個人的な体験からこの本は書き始め…
■率直に語る、総括にして入門の書 いったい、どのくらいの時間をかけたのだろう。本書を手にして、まずそう思った。何しろ、五〇〇ページ近い長大なインタビューなのだ。何週間、何カ月? とにかく時間をかけてじっくりと話を聞き、イーグルトンのこれまでの…
■そのエネルギーの源泉は何? 数人の画家に訊(き)いてみるがいい。「あなたは誰のために絵を描くのか?」。「世のため、人のため」と答える者はほぼいないだろう。霊感を与えてくれるその源泉に対して奉納の気持ちで描く、なんて受けを狙う変わり者は別と…
■音楽に通じる「北の香り」『宮沢賢治全集』 著・宮沢賢治(ちくま文庫、全10巻。1050〜1260円) 私が生まれたのは東京渋谷。父は通信関係の会社に勤めるエンジニアで、家にいるときは年中とにかく机に向かって本を読んでいるという読書魔。当然、…
東京電力の一時国有化が決まった。下河辺和彦・新会長に続き、新社長に広瀬直己常務が昇格する人事も固まり、6月の株主総会後に新体制が発足する。 だが、9日に認められた総合特別事業計画は問題だらけだ。 目標にする2014年3月期の黒字回復は、料金…
民主党が、無罪判決を受けた小沢一郎元代表の党員資格停止処分を10日付で解除する。 いかにも、民主党らしい対応ではないか。やるべきことと、実際にやることが違うのだ。 国会では、ようやく消費増税など重要法案の審議が始まる。いまは挙党一致が最優先…
■人類であることを明かす長い探究の道のり 人間は、結局、自分自身を知ることを目指してさまざまなことを探究しているのだとすれば、「ヒト」という種の起源、ヒトがどのように進化してきたかを調べる研究は、すべての学問の中心的な主題ということになるだ…
恋一途 女を抱く 夢を見ながら 願いを 叶えるよ 濡れた髪をはじめて見た時から心が震えた 重ねた唇さえもどかしいのに 答えの出せないゲームに嵌っている様で 心が泣いてる まだ深い傷があるなら僕に任せて きっと安らぐはずさ きりがないほど 君が好きさ 胸…
福島第一原発の事故をきっかけに、政治や行政、科学者などへの不信と疑念が広がった。 その連鎖を断ち切り、信頼を再構築するにはどうしたらいいのだろうか。 政府は新たな原発・エネルギー政策に向けた「国民的議論」を掲げる。関係する審議会や調査会で検…
最近の日本社会を見ると、心なしか、格差が拡大しているように見える。 富める者はより富を得、貧しき者は貧しさから抜け出せない、というように、格差の固定化も進みつつあるのではないか。。。と学者達は言う。 極めて、「不平等」な社会。 では、例えば、…
自ら進んで始めた習い事やスポーツも、なかなか上達しなかったり、勝負に負けてばかりいると、次第に嫌気がさしてくる。そしてついにはやめてしまうということがお互いにしてある。だが、何事もすぐに成果があがり、うまくいくということはそうあるものでは…
のび太は勉強も運動も苦手で、困ったことがあると「ドラえも〜ん」と泣きついてばかり。そんなのび太が憧れのしずかちゃんとの結婚という夢をかなえることができたのはなぜなのか。「ダメ人間」と思われがちなのび太の生き方に人生のヒントを見いだす『「の…
人はいつも自分の存在が条件つきでしか肯定されないという思いを抱えています。確かに今私たちが存在するのも肯定的に捉えると自分に向けるようにアピールする。まるでそのことが、総てのように。。 それは… 「1+1=2」 といった数式の関係に似ている。 …
何かをしなければ、何かをしなければ、と思いながらも、自分には、今の生活とはちがった何かの生活があるはずだと思いながらも、ただ何となく毎日をすごしていく。 努力をしないで楽しいことのあろうはずがないと知りつつも、自分は意志薄弱な人間なのだろう…
世界各国で翻訳されている精神分析の本に、ジョージ・ウェインバーグという学者の書いた『自己創造の原則』という本がある。僕はたまたまこの本を訳したのであるが、ジョージ・ウェインバーグは、人間の行動はその背後にある動機を強める、というのである。よ…
女らしさ、男らしさというものは、時代と共に変わっているように思います。 着るものにしたって、現代では女がパンツを履くのは当たり前で、ジーンズのぴったりしたのを履いて、お尻の線をくっくり出しているのがスマートだとされ、今年の流行は半パンツだな…